- 身の回りのことが十分にできなくて困っている…
- 就労を考えているが、不安…
- 心の悩みを相談できる人が身近にいない…
- 他人とのかかわり方がうまくいかない…
- 社会との繋がりを持ちたいけれど…
- 生活上のアドバイスがほしい…
- お薬の管理や通院についてのフォローがほしい…
家事や身の回りのこと、対人関係、外出、就労、健康管理など
1人で行うことが難しく、誰かに手を貸してほしいという思いはありませんか?
精神科特化型
訪問看護ステーション無限なら
心の不調を抱えた人と
長年共に歩んできたベテラン看護師が
あなたのご自宅に伺います
こんにちは、訪問看護ステーション無限・代表の中村慎治郎と申します。
さまざまな理由から、生きることがちょっと苦しい…
そんな思いを抱えているのなら、私たちに何か力になれることがあるかもしれません。
私は、母が長年精神科病棟に勤めていたこともあり、高校3年生の時に精神科の看護師を志しました。
精神看護に携わって15年以上になります。
私が精神科病棟に勤めていた際、特に疑問だったのが
「入院した方は、どうして退院できないのか?」
…ということと
「退院した人は、なぜ入退院を繰り返してしまうのか?」
…ということでした。
ある時、入院中の方が外泊として自宅に戻った際、薬を届けに行くと、入院中の表情とは違う、元気なお顔をされていました。これには衝撃を受けました。
そして、心の問題で苦しんでいる方の笑顔を増やすためには、
病院とは異なる地域としての“受け皿”が必要なのではないか…と感じたのです。
そして、心の不調を抱えている方を地域として支える「訪問看護」という世界があることを知りました。
自宅で心穏やかに過ごせるのは、とても素敵なこと。
なにもかもはできなくていい。
自分ができることを少しでも増やして、できないことは訪問看護や福祉サービスの援助を受けながら暮らしていければいいのではないか?…と思うようになっていきました。
そんな思いから、精神科特化型訪問看護ステーションを立ち上げ、今日まで地域の方のサポートを行っています。
大きな一歩を踏み出すことは難しくても、「おうちで、少しの時間なら…」
と気軽にご相談いただけたら幸いです。
私たち看護師は、心にモヤモヤや苦しみを抱えている方の心に寄り添い、誠心誠意向き合い、あなたが笑顔で過ごせるように手を取り合っていきたいと思っています。
「訪問看護ってそもそも何?」
訪問看護とは
在宅医療の一つとして、病気や障害などがあっても住み慣れた自宅で生活したいという人に、看護師などが利用者宅を訪問してケアを行うサービスのことを言います。
精神科特化型訪問看護とは?
精神疾患を持つ方を対象としたナースステーション(訪問看護)のことを言います。
対象の方は身体的に特に問題のない方が多く、若い方からお年寄りまで幅広い年齢の方にご利用いただいています。
身の回りのお世話や、相談相手として、また薬を服薬している場合の服薬管理なども行います。精神疾患があっても入院ではなく、住み慣れた自宅で過ごしたい…という思いが実現できるよう、地域医療の一環として、専門的なサポートを行います。
通院とは何が違うのか?
入院ほどではないにしろ、通院もやはり利用者さまにとって心の負担が伴います。病院が苦手という方もいらっしゃいますし、外出することに抵抗を感じる方も。
また、病院に行くとつい気を張ってしまい、いつものご自身の姿をさらけ出すことができないという方も多いようです。
そこで、病院に出向くのではなく、比較的平常心で過ごしやすい自宅で看護を受けられる当サービスは、精神疾患を抱える方にとって大きな助けとなる可能性があるのです。
実際に“無限”でも、リラックスした本来の自分の姿で看護師と面談をすることで、心が安定し、人生の次のステップへ前向きに進むことができた…という方が増えています。
訪問看護の内容
以下のようなサポートが受けられます。
身体・精神状態の観察 | 服薬管理・確認 | 日常生活支援 |
社会資源・ 地域サービスの相談 |
主治医との連絡・調整 | ご家族への相談・支援 |
外出援助 | 各種お手続きの支援 | など・・・ |
当ステーションでは、マニュアルに沿った対応ではなく、お一人お一人の心の状態やご希望に沿った支援を行っています。
ご利用事例
当ステーションをご利用いただいた方の実際のご様子を紹介します。
1人暮らしのSさんの場合
(30代男性)
-
外に出るのが怖い…
【以前のご様子】
統合失調症と鬱の症状があり、精神科へ通院されているSさん。
小中学生の頃から自分の外見に対する恐怖があり、他人の目が気になることから不登校になり、成人してからもいつしか家の外に出ることが難しくなっていました。
以前は別の地域に住んでいらっしゃったのですが、このままではいけないと一念発起し、福岡で独り暮らしを行い、通院をしながらお一人で頑張っているものの、精神的にとても苦しい思いをされていたそうです。
その後、Sさんは信頼できる看護師さんと出会い、その方からのご紹介で当ステーションサービスをご利用いただくようになりました。
-
外食が楽しめるようになった
【ご利用後】
2社の訪問看護サービスを受けたSさん。最終的に「無限」にて末永いお付き合いをと決めていただいたのには、こんな理由があったそうです。
無限は堅苦しくなくて、気軽に相談できる。友達ができた感じ。 以前は相談員の方から「どう?」と聞かれるばかりで自分の意見をあまり言えなかったけど、(今は)楽しい話も、悩みも、ぜんぶ話せる相手。寄り添ってもらえる相手になった。
Sさんは、元々ご本人が「外に出ていきたい」、「現状を変えたい」という強い意思をお持ちでしたので、単なる話し相手や身の回りのお世話という役割ではなく、もっと人生を生きやすくして、自立を促すためのサポートをするという当ステーションの方向性と合致し、とても良い結果をもたらすことができました。
今では、Sさんは外でご飯が食べられるまでになりました。
生活保護を受給し、心身ともに安定した暮らしを実現しています。
ご本人のお気持ちを優先して、寄り添うことを第一に考えました。
Sさんは本来グルメが好きで、以前は外食もできていました。そこで、まずは私たちと信頼関係を築いた後、最初は一緒に家を出て、外食に行ってみました。
そして、次第に敢えて外で待ち合わせをするなど、「ここまで1人で頑張って行けば、あの人が待っているから大丈夫」と、安心材料を与えながらスモールステップを踏んで、一緒に歩むようにしました。
お父様と暮らしていたKさんの場合
(40代男性)
-
ひたすら家でゲーム
【以前のご様子】
Kさんは、外出はできるが、統合失調症により薬を飲まないと異常行動が出てしまう方でした。たとえばコンビニで弁当を盗んだり…。入退院を繰り返していました。
-
暇だから働いてみようかな…
【ご利用後】
まずは心を開いていただくために、訪問をして一緒にゲームをして過ごしました。Kさんは、お父様から「薬は飲んだか」、「なにかしたらどうか」と再三言われることに嫌気が差していたので、こちらからはあまり何も言わないようにしました。
「アイツはあのままでいいんですか?」と不安がるお父様には、現状の説明をして、待っていてくださいとお伝えしました。
すると、訪問を続けるうちに、ゲームに飽きて暇になったKさんは、ふと、「運動でもしようかな…」と言われたのです。そこで、一緒にトレーニングを行ってみました。
その後、ウォーキングにも飽きてきたようで、ある日「働いてみようかな…」と。
そこから就労の支援を行い、週に数回外で働けるまでになりました。
もちろん、就労を始めてからも職場でのストレスを抱えないように、支援を継続して、ヒアリングを続けています。お仕事も順調に続けられており、お父様も安心して見守られています。
初めは自分の部屋に人が来ることに抵抗を感じていました。ましてや初めての方々ばかり、どうしたものかというのが正直な気持ちでした。
結果ですが、心配することはないですね。
どの方も基本は看護師さん、健康の事は元よりお気遣いは素晴らしくこちらの話しを聞いてくれます。何でもいいです、こちらが話しがなくても大丈夫です。いつの間にかこんな時間だ!ということになっています。
他にわたしの場合ですが、作業所通いの時にあまりの環境のギャップに苦しんだ自分をどう適応させるのかと、悩み相談相手として心底心強かったです。
ある時は相談相手、ある時は趣味、時事ネタ、健康、など今では生活の一部として何気ないことを何でも話している。当たり前の習慣になってます。
この経験は無駄ではなく、人と話すことが苦手でなくなっている自分がいます。ほんと最初は話はスタッフの皆さまに任せてみてもいいかと思います。会うことから始めてみるのもありですね。
とにかく焦らないことを心がけました。
Kさんは、厳格なお父様に抑圧的な態度を取られていたことが何よりのストレスになっていると感じたからです。
お父様も決して悪気はなく、息子を心配するあまりつい口出ししてしまっていたのだと思います。
できないものは、できない。やりたくないものは、やりたくない。
それは怠けているのではなく、Kさんの心の状態が整っていないからなのです。
心の状態が良くなってくると、何か新しいことをやってみようかな?と自然と思うようになるものなのです。
ですが、機が熟すまでじっと待つのは不安でもあり、ご家族だけではなかな
か難しいことだと思います。そこで、Kさん本人だけでなく、お父様のお気
持ちにも寄り添うことで、スムーズな支援が行えるようにしました。
“答えのない問題”を解いていく
日々、私たちは利用者さまを笑顔にするために、「答えのない問題」と対峙しています。
どんな声かけをするのがベストなのか?
何を支援することが、その人にとって一番良いことなのか?
あの人にとっての正解は、別の人にとっては不正解かもしれない。
一般的な支援内容を行っても、ご本人様が嫌がることもあります。
- 自傷行為をすることでしか、自分をさらけ出せない方
- 母親と共依存になっているなど、家族関係に問題がある方
- 冗談を冗談と捉えることができない方
- 自分で変わりたいと思っているけど、変われない方
など、いろんな事情を抱えた方の支援を行っています。
そんな時「ひきこもり」「うつ」「発達障害」「統合失調症」「不安障害」などひとりひとり違う心の状態を言葉としてまとめてしまうと、それに対する対処法についても「薬」「カウンセリング」といった単一的な答えがあたかも用意できるかのように誤解されがちです。
薬は万能薬ではありません。
また、カウンセリングといっても敢えて何も聞かない方が良い時もあります。
実際には、一人一人の心理状態によって必要な支援の内容は変わってくるのです。
対話することを大切にしています
プロだって失敗もある。だからとことん向き合います。
たとえば、以前、訪問した看護師と利用者さまの間で行き違いが起こったことがあります。
当ステーションの経験豊富な訪問看護師でも、ときに予期せぬことで利用者さまに不快な思いをさせてしまったりすることもございました。
当ステーションでは、さまざまな心の不調を抱える方の支援という「答えのない問題」を解決するために、個で考え、シェアし、必要に応じてチームで知恵を出し合って対処をするという方法を取っています。
そんな時必要なのは、とにかく利用者さまと対話をすることです。
病院に行くと身構えてしまう…
ドクターの前では自分をさらけ出せない…
そんな方も、自分にとってホームである自宅で対話をすれば、本来の姿を出すことができる…という方が多いようです。
ですから、訪問看護を行うことは、心の不調を抱える方が変わるためのきっかけになりやすいという大きなメリットがあるのです。
無限が選ばれる理由
- 精神科に特化しています
- 「無限」は精神科に特化した訪問看護ステーションです。そのため、さまざまな心の状態、症例の方と長年接してきた看護師が、状況に応じた対応を行います。
- コミュニケーションを
大切にしています - 利用者さまの特性上、「無限」では通常の医
療的ケアに重きを置くのではなく、心のケアを主体として、利用者さまが笑顔になるためのお手伝いをさせていただきます。
そのために、まずはコミュニケーションを取り、身近な相談相手となれるよう時間をかけて一歩一歩信頼関係を築くことを目的としています。
- マニュアル通りではない
関わりを大事にします - 「この症状には、このお薬」というよう
な、定型化された答えが存在しないのが、
心のケアの難しいところ。
ですから、マニュアル通りの対応をするのではなく、一人一人の利用者さまに合った関わり方を心がけています。
- ご本人の望みを尊重します
- ときどき、親御さんから「息子が早く外で
働くように言ってほしい」といったご要望をいただくことがございます。しかし、ご本人が現状を疑問視していたり、自立したいと思ったりしていないのであれば、そういった支援は難しくなります。
当ステーションは、ご本人の生きにくさを改善するためのサポートをするという方針があります。そのため、他者がどうなってほしいかではなく、ご本人のお気持ちを尊重し、寄り添うことにしています。
- この道10年以上の
経験豊富なスタッフ - 精神科看護は、高い専門性が必要です。
また、利用者さまの表には現れにくいお気持ちを汲み取り、支援をしていくためには経
験も必要です。
そこで、当ステーションは精神科病院への勤務や精神科特化型訪問看護など、この道10年以上の経験豊富なスタッフが対応にあたっています。
- 採用は人間性を重視しています
- 当ステーションでは、看護師としてのスキ
ルや学歴・資格といった表面的なことではなく、その人の人間性を見て採用を決定しています。
心のケアは、人と人との対話が基本。だから、看護師の人間性を見て、本当の意味で利用者さまの支援に相応しい人だけを採用するようにしています。
- 情報共有を欠かしません
- 看護師の引継ぎというと、形式的な看護日
誌をつけるだけ…ということもあるようで
す。しかし、精神科訪問看護という特性上、
心の状態を正確に把握することが支援に
とっては欠かせません。
そこで、利用者さまのところに直行直帰するのではなく、拠点で「今日○○さんのご様子はどうだった?」「じゃあ次回はどうしようか?」といった、スタッフ同士の情報共有を大切にしています。
そんな中から、より良い支援のアイディアが出ることも多く、情報共有をきちんと行うことはサービスの質の向上にも繋がっています。
- 臨機応変な対応を
心がけています - 当ステーションでは、看護師としてのスキ
ルや学歴・資格といった表面的なことではなく、その人の人間性を見て採用を決定しています。
心のケアは、人と人との対話が基本。だから、看護師の人間性を見て、本当の意味で利用者さまの支援に相応しい人だけを採用するようにしています。
ご依頼の流れ
- STEP1
- ご相談
- まずは事業者である、訪問看護ステーション無限にサービスを利用したい旨ご連絡ください。かかりつけ医または相談支援専門員を通してご連絡いただくことも可能です。相談は無料で秘密は厳守いたしますのでご安心ください。
- STEP2
- 指示書(処方箋)の取得
- 主治医(精神科医)がいる場合は、主治医に精神科訪問看護指示書を書いていただきます。主治医がいない場合は、精神科医をご紹介し、精神科訪問看護指示書を記載いただきます。
- STEP3
- 面談
- ご自宅や入院先の病院などで面談をさせていただきます。そして、当ステーションの支援内容を説明させていただくとともに、ご利用予定者様の状況などご質問をさせていただきます。
- STEP4
- サービス開始
- 症状やご本人のご要望を確認しながら、病院とも連携を図り、利用者様にとって最適な支援サービスを行っていきます。
よくある質問
- 利用料はどのくらいかかりますか?
- 利用している保険や所得により異なります。生活保護の方は利用料がかかりません。
- 利用したいのですが、病院に通っていません
- 利用開始するために医師からの指示書が必要となりまして、通院先等のご相談承ります。お気軽にご相談ください。
- 利用時には同居する家族が居ても大丈夫ですか?
- はい、問題ございません。
- 誰でも利用できるのですか?
- 精神科医を受診し、精神科訪問看護に関する指示書を出していただければ、どなたでも利用が可能です。
- 1回の訪問時間はどれぐらいですか?
- 基本は30分程度ですが、ご利用者様の状況に応じて臨機応変に対応致します。
- 訪問日の変更やキャンセルはできますか?
- 事前にご連絡いただければ、変更・キャンセルも可能です。
最後に・・・・
無限の可能性を信じて
今、お一人ではできないこと。
苦手なこと。
つい、できないことにばかりに目が行ってしまうこともあるかもしれません。
ですが、それが克服できた時のことを想像してみてください。
- 薬やお酒、愛情などさまざまな物事からの依存がなくなったり
- 食べたいときに、食べたいものを食べられたり
- 自由気ままに散歩をしたり、時には旅行をしたり
- デイケアで楽しいひとときを過ごしたり
- 職場で必要とされる人になり、生き甲斐を感じたり
人生を楽しみ、充実感と笑顔溢れる毎日を過ごせるとしたら… あなたの目の前には、無限の可能性が広がっています。 そして、一歩前に踏み出すことができれば、幸せはすぐ近くにあります。 私たちと一緒に歩き出してみませんか?